Love Is Over, Oss
今所属している会社のGitHub organizationでいくつかOSSを公開している。
技術にお返ししたい、OSSにも貢献したい。という思いから始めた。
メンバーのモチベーションにもなって取り組んで良かったと思っている。
少し前にメンバーが転職した。
いくつかのOSSはそのメンバーがリードして公開出来た訳だが、今そのメンバーはorganizationにいない。
OSSを採用していたプロダクトも、App Storeから取り下げられてしまった。
会社の戦略として使う理由がなくなってしまった。
多くはないが、海外のエンジニアからも評価して貰っている。
会社を離脱したメンバーはGitHubアカウントを使い続けている。
コミュニケーションも取れるし、今もIssueやP-Rに対して対応してくれている。
OSSは必要な人たちが支え合って続けていくモノ。
自分が好きな技術で世界を舞台に活躍できる素晴らしい概念。
助けて貰ったことをお返しできる優しい世界。
利害や損益を考えていては、なんだか窮屈だ。
愛に理由はナイじゃないか。
メンテナがいなくなり、開発を続けるモチベーションがなくなったOSSの結末は、1月の冬空より寂しいモノなのかもしれない。